デニス・ガートマン:米ドルと原油に強気

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コモディティ王デニス・ガートマン氏が、米ドル・金・原油の相場について予想した。
米ドルと原油は強気とし、金は為替との組み合わせでいい投資になるという。


ガートマン氏がCNBCで、ドル高を予想した。
FRBが金融引き締めの姿勢を固めつつあり、日欧とのダイバージェンスが進むと予想するからだ。
ガートマン氏は、FRBの判断ミスと考えている。

「ECBや日銀は長期間の実験と量的緩和を続けざるを得ない。
資金は米国あるいは米ドル、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドに向かう。
他の場所に置いておくのが恐ろしいため、安全なところを目指すのだ。」

ガートマン氏は、概してコモディティ価格がドル相場と逆の動きをすると説明する。
その上で、従前からの金投資の戦略を繰り返した。

「私は米ドルにとても強気の見方をしている。
金をユーロ建て、円建てで保有することに強気だ。
米ドル建てで保有しようとは思わない。」

たとえドル高で金が安くなっても、ユーロや円が減価することで報いられるという投資戦略だ。


ガートマン氏は原油相場について強気の見方を示し、3つの理由を挙げた:

  • 在庫の水準が低位にある。
  • 先物市場がバックワーデーションに転じつつある。
  • 産油国が減産を実行している。

WTIスポット価格

ガートマン氏は原油に強気と言うが、一本調子に上がるとは考えていないようだ。
意外と近いところに次の関門がある。

「米国は原油の主たる生産者、スウィング・プロデューサーとなった。
それは間違いない。
WTIが60ドルを超えるとシェール油田の生産・開発が増える。
そこが次に克服すべき壁となるだろう。」

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