デニス・ガートマン:大統領辞任なら好材料

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コモディティ王デニス・ガートマン氏が最近のドル安と欧米の政治についてコメントした。
ドル・マネーのユーロ圏流入は当面続く可能性があるとしたほか、トランプ大統領が辞任に追い込まれれば株式市場が好感すると予想した。


「これは欧州の要因であって米ドルの要因ではない。
円がまさにそうだ。」

最近のドルの軟化について、ガートマン氏がCNBCで解説した。
ガートマン氏は、ユーロ圏の政治・経済環境がフランスとドイツでの重要な選挙を消化し、期待以上に改善したと指摘。
ドル・マネーがユーロ圏に流入しているのだという。
従前のドル高ユーロ安予想を改め、ユーロ高が継続する可能性を示唆した。

「政治的環境は平静が崩れ不安定が増す方向にある。
こういう時はマネーは一方方向に流れるものだ。」


WTI原油相場(青)とユーロ/ドル(赤)
WTI原油相場(青)とユーロ/ドル(赤)

原油については主にテクニカル要因からショートしているとし、顧客にもショートを推奨しているという。

トランプ大統領について、ガートマン氏は任期を全うできるか疑問があると語った。
度重なるミスでじきに誰からも相手にされなくなっても驚かないという。

「(もしも辞任すれば)市場は好感するだろう。
閣僚は極めて優秀であり、マイク・ペンス(副大統領)は手堅い仕事をするだろう。」

あくまで楽観的な米株式市場は、一分ですでに大統領辞任を好材料とさえ考え始めている。

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