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デニス・ガートマン:原油は40ドル前半に

コモディティ王デニス・ガートマン氏が、原油相場の下落を予想している。
原油相場を占うにはOPECではなくロシアの動向に注目すべきと語った。


「この40年で私が学んだことと言えば、OPECの欺瞞体質だ。
OPEC加盟国はみんなウソをつく。
お互いにウソをつく。
異常なことだ。
見方を変えると、騙されやすいとも言える。」

ガートマン氏はCNBCで、OPECから伝わってくる話は何も信用できないと嘆いた。
もちろん、産油国カルテルとしての生産調整報道を念頭とした発言だ。
OPECは9月、生産調整での合意を発表し、直後、サウジアラビアは巨額の債券発行を決めている。
ガートマン氏はこうしたOPECからの情報を信じず、ロシアからの情報に耳を貸すべきと語っている。

「原油について唯一真実を語っているのは(露国営ロスネフチCEOの)セーチンだけだ。
他のすべての人が生産削減を話していた時、セーチンは『どうして我が社が(生産削減)しなきゃいけないんだ?』と言っていた。」

ロシアとOPECの状況から、ガートマン氏は冬場にかけて原油相場が崩れる可能性を指摘する。

「米国内の生産設備を停止し、すでに掘削され停止中の古い油田からの産出を止めるには、WTIは40ドルまで下がる必要がある。
40ドルなら、おそらく油田は封をされるだろう。」

ガートマン氏はテクニカルな観点から原油相場がピークを過ぎたと分析、原油価格は40ドル台前半まで落ちると予想している。
現在、需要は弱く、供給は多いため、価格が下げてしまうのだと語った。


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