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デニス・ガートマン氏:米銀株は楽観できない

コモディティ王デニス・ガートマン氏が、トランプ・ラリーを先導してきた米銀株についてコメントした。
米銀上昇の根拠とされてきた金利上昇期待に疑問符がついており、米銀の収益・株価も楽観できないという。


「(トランプ・ラリーでの)米銀株上昇についてはまったく確信が持てない。
みんな(13日朝の)JP Morganの決算が前四半期の利益と同じように良好で驚かせてくれると願っているのだろう。
私はそのチャンスはわずか、あるいはゼロと見ている。」

ガートマン氏は各行の事業融資が伸びていない点を指摘し、これが米銀株の株価の重しになるという。
その背景には米国でも居座るイールド・カーブのフラット化がある。
フラットなイールド・カーブは金融機関が得る長短金利差による利ザヤを奪ってしまう。

「フラットなイールド・カーブでの人生、逆転したイールド・カーブでの人生は大変だ。
はるかに立ち上がったイールド・カーブの方がよっぽど心地いい。
そう願いたい。
しかし、そうなる確率はかなり小さいだろう。」

トランプ氏当選後、米銀株はいち早く上昇を始めた。
新大統領が長期金利上昇を許容する政策を採用するとの思惑からだ。
実際、選挙中からトランプ氏はFRBの金融政策を厳しく批判していた。
ところがここに来て、トランプ大統領は自ら招いたと言えるドル高を牽制し、低金利を望むとの意向を示している。


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