テスラは売り、GMで儲かった:デービッド・アインホーン

Greenlight Capitalのデービッド・アインホーン氏が今年は好調だ。
テスラの凋落を予想し続ける一方、GM株の上昇で恩恵を受けている。


私たちはテスラに対して後ろ向きの見方をしている。
・・・
テスラ株は割高で、ロングするリスク/リターンは極めて悪い。
テスラの事業は著しく劣化した。

アインホーン氏が7日テスラへの見方を語ったとBloombergが伝えている。
テスラ株をショートする投資家は多い。
アインホーン氏率いるグリーンライト・キャピタルもその一角だ。
同氏はこれまでテスラについて極めて厳しい言葉で批判を続けてきた。
リーマン・ブラザーズに似ている」、「 車輪が外れ落ちている」など、最終的に破綻を連想させるような言葉さえはばからない。

テスラはハイエンドのModel X、Model Sの両方で現実に需要急落に瀕している。
同社Model 3に食われたのに加え、他の競合自動車メーカーに食われている。


アインホーン氏はテスラの状況をこう解説した。
同氏は、Model 3もテスラの損益・キャッシュフロー目標を達成するほどには業績に寄与しないだろうと予想する。

アインホーン氏とグリーンライト・キャピタルが絶好調だ。
昨年は34.2%のロスと、グリーンライト・キャピタル創業以来の悪いパフォーマンスに終わった。
しかし、今年は4月までで19%のプラス・リターンと推計されている。
再起不能さえ心配されたアインホーン氏を生き返らせたのは何のポジションだったのか。

わが社の最大のロング・ポジションが、第1四半期にもっとも大きく貢献してくれた。・・・
GMが好調な第4四半期の業績を公表し、市場予想を超える2019年利益予想を示したことで、GM株が12%上昇した。

割高と見られた新興EVメーカーを売り、割安と見られた内燃機関の老舗自動車メーカーを買うというヘッジ・ポートフォリオが実を結びつつあるのかもしれない。
GMは最近EVに注力すると表明している。
テスラがEVで先行しているのは事実だが、老舗メーカーがEVに本腰を入れれば相当なスピードでキャッチ・アップしてくる可能性もある。
アインホーン氏のロング/ショート・ポジションはそうした変化の恩恵を受け取るように設計されているように見える。


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