ジム・ロジャーズ:日本株は順風、米国株はバブルでない

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冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が日本株への関心を強めている。
ロシアから渡米した直後、米メディアに話した。


「日本株は最高値から50%も下にある。」

安値で拾うのを好むロジャーズ氏は、日本株・ロシアへの投資意欲をFoxで語った。
ロシア(特に農業)への情熱はあいかわらずだが、今回の出演では日本についても詳しく語っている。

「日本には莫大な金がある。
巨額な金だ。
長期的に見てこれは日本にとって悪いこと。
しかし、株は安く、量的緩和が続き、政府は巨額の歳出を続けている。
政府(日銀)が株を買っているんだよ。」

長く続く金融緩和策が日本にとってよいことではないと断りを置きながら、それが投資家にとっては都合のよいものだと話している。
とりわけ、外国の投資家にとっては都合のいい環境なのだろう。
円相場についても言及しているが、こちらは消去法で円を誉めたという印象だ。

「私はユーロを信頼していない。
ユーロは大きく上げてきた。
日本円の方がユーロよりいい。」


米市場については、大きく売られれば買うとしながらも、現状は想定していないという。
ここでも流動性相場が続いているからだ。

「あまりにもお金がありすぎる。
(米国)株はまだ極端な割高ではない。」

慎重な予想を続けてきたロジャーズ氏が米市場について警戒していない点は注目に値する。
しかし、それも将来の崩壊への道がより現実味を増しているということかもしれない。

「バブルは生成しつつある。
Amazonなどはまだバブルではない。
あなたも私もバブルを見てきた。
バブルは生成しつつあるが、まだバブルではない。」

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