ジム・ロジャーズ:安く買って高く売れ

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冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が、迫りくる危機に備えて投資家が心得るべきことを語っている。
誰でも知っているはずの「安く買って高く売れ」を愚直に実践すべきという。


「あなたが投資すべきは、あなたがよく知っているものだけだ。
誰も私のいうことを聞いてはいけない。
・・・
自分の知っているものだけにとどまり、何かチャンスを見つけたら投資しろ。」

ロジャーズ氏はBusiness Insiderに、繰り返し説いてきた投資家の心得を語っている。
将来予想する危機をふまえて何に投資すべきかと尋ねられ、前置きをしたものだ。
この心得を消極的と捉えるのは適当でない。
ロジャーズ氏が優れた分析家であり冒険家であったのはより多くを知ろうという姿勢の表れだ。
ロジャーズ氏が言いたいのはより多くをよく知れと言うこと。
そして、チャンスを見つけたら果敢に挑戦せよという言うことだ。

ロジャーズ氏はこうした前置きをした上で、自分が取り組んでいる投資戦略について口を開いた。
史上最高値の半値(注:為替込みの意であろう)にあるロシア、中国、日本への投資だ。

「あなたはご両親から教えられたろう:
安く買って、高く売れ。
高く買って、さらに高くなるのを願ってはいけない。」


ロジャーズ氏の信念は中央回帰であり逆張り投資だ。
ロシアの株式・債券、特に農業関連の投資に取り組んでいるといいながら、投資の心得を繰り返す。

「これらが私が物色している分野だが、私の言うことを聞いてはいけない。
自分のわかることだけに耳を傾けろ。
情勢が本当に厳しくなれば、自分が何をしているかわからなければ、あなたは本当にすべてを失ってしまう。」

ロジャーズ氏は、米露の対立はバカげたことという。
ロシアが米大統領選を操作したとの疑いについては、米議会のロシアへのヒステリーを笑った。
こう話した上で、ロジャーズ氏のロシア愛は、逆張り投資の一環であることを繰り返した。

「私は経験から、何か憎まれているものがあれば、それは大きな価値があり、状況は改善し、おそらくうまくいくことを学んだんだ。」

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