ジム・ロジャーズ:人生最悪のクラッシュがやってくる

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冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が、70年余りの人生で最悪のクラッシュがやってくると予言した。
語られたのは暗澹たる未来であり、これを見越してロジャーズ氏はアジアに移り住んだのだと示唆した。


「これから起こるのは・・・、株式のなかにバブルになる銘柄が出てきて、バブルがやってきて、バブルが崩壊する。」

ロジャーズ氏はBusiness Insiderのインタビューで、バブルの発生と崩壊を予想した。
つい先日は市場がまだバブルではないと語っていたから、今後バブルに突入するシナリオを考えていることになる。
ロジャーズ氏はいつになるかと尋ねられると「今年終わりか来年」始まると答えた。

「面白いのは、こうしたことはいつも誰も注目していなかったところから起こる。
2007年にはアイスランドが破綻した。
みんなの反応はこうだった:
『アイスランド? それって国? (金融)市場はあるの?』」

クラッシュとはブラック・スワンから始まるとの注意喚起だ。
サブプライム/リーマン危機では、この後アイルランドが破綻し、ベア・スターンが破綻し、人々は事の重大さに気づくことになった。
次のクラッシュの引き金は年金かもしれないし、ノーマークの国かもしれないし、可能性は低いが戦争かもしれないという。


「2008年の危機は債務によるものだった。
その時は中国が雨の日にお金を使い始め助けてくれた。
今ではその中国さえ債務を抱え、債務は拡大している。」

債務はいどころを変えただけで増え続けている。
だから、リーマン危機を超える、人生最大の危機を予想しているのだ。
次の危機では政府・FRBでも有効な対策が打てず、想像できないようなものまで消えてなくなる可能性があるのだという。

「どこかの国が破綻するだろう。
政党が消え、長く続いた組織が消える。
リーマン・ブラザーズは150年の歴史があったが消えてしまい、人の記憶にもあまり残っていない。
次はもっと多くが消えるだろう。
博物館、病院、大学、金融機関が消えるかもしれない。」

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