ジム・ロジャーズ:アジアだ、日本だ、中国だ

冒険投資家ジム・ロジャーズ氏が、あらためて日本株への積極姿勢を明らかにした。
一方、米国株にはまだ上昇の可能性があるとしながら、高値にあるため買うつもりはないという。


私はいまだにアジア株を買い続けている。
・・・・
日本政府は信じられないことに株価を吊り上げるためには何でもする。
それは日本にとっては悪いことだが、私のように日本株を持っている人にはいいことだ。

ロジャーズ氏はKitco Newsのインタビューで、相変わらず政府・日銀の政策を皮肉りながら、日本株への投資が有望と語っている。
高値を追い続ける米市場より、最高値に遠く及ばない日本株・中国株の方がはるかに好ましいという。

2018年の米国株見通し

米市場を避けながらも、必ずしも米国株が頭打ちになると予想しているわけではない。

「もしも米国株が上昇し続けてバブルになれば、さらに上昇するだろう。」


バブルの可能性を指摘しながらも、ロジャーズ氏は米市場に興味を示さない。
中央回帰や逆張りを信じるロジャーズ氏からすれば、米市場は買いの対象でないだけなのだ。
来年2018年の米国株見通しを尋ねられるとシンプルな予想を語った。

「(米国株は)まだしばらく上げ続け、来年の今頃までに下落しているだろう。」

ビットコインは視野になし

ビットコイン市場の過熱についてコメントを求められると、ロジャーズ氏は仮想通貨の特異性について言及した。

「(仮想通貨は)少し妙なものだ。
(2000年の)ITバブルでは事業を営んでいるという会社が存在し、売上なども存在した。
1960年代終わりのコンピュータ銘柄のバブルでもそうだった。
チューリップ・バブルの資料を読んでも、チューリップにしても想定される目的・利用法があった。
私は仮想通貨のようなものを見たことがない。」

何の保証も引き当てもないものに高い値段がついている。
フィンテックには好意的なロジャーズ氏だが、仮想通貨については理解しかねているようだ。
そして、ロジャーズ氏の基本的な教えは《よく理解しているものだけに投資しろ》である。
ロジャーズ氏は仮想通貨に投資してもいないし、金と比べるつもりもない。
金については売るつもりはなく、買える価格まで下がれば買うとのスタンスを続けている。


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