ジム・チャノス:テスラ株は無価値

Share

息の長い空売りで有名なKynikos AssociatesのJim Chanos氏がTesla株の空売りについて語っている。
Teslaの劣勢は明らかであり、資本市場が差し伸べてきた手を引っ込めた時に勝利が訪れると確信しているようだ。


(Teslaの)株式は無価値だと考えている。

かつてエンロンの不適切会計にいち早く気づき破綻を予想したチャノス氏が、CNBCでTeslaやElon Musk CEOの信頼性の低さを指摘した。


Kynikos’ Jim Chanos: Tesla’s Elon Musk has a broad interpretation of the truth from CNBC.

「マスク氏とTeslaは真実に対して広い広い解釈をしている。
この会社が行ったあらゆる種類の公表には、公式発表の中に軽々しいコメントがあり、後に真実でないことが明らかになったものがある。」

チャノス氏が言いたいのは、2003年創業、2010年上場のこの会社がいまだにスタートアップ・ベンチャーのような軽口ばかりを語る点だ。
現実は、いまだに営業赤字を続けており、基本的に資本市場からの資金補填がなければなりゆかない財務体質だ。
継続事業として成立したとは言えない状況にありながら、将来のことは華々しく語っている。
最近も2019年にセミトラックを上市すると発表したが、生産拠点が整いつつあるという話は聞かれないという。

「メルセデス・ベンツは電気セミトラックを路上試験している。
彼らは毎日それを自慢して回ったりはしない。」

チャノス氏によれば、Teslaはすでに世の中にあるものについて自社が一番乗りするとアピールするのを常套手段にしているのだという。
同氏は、かつてTeslaがトップを走っていると思われていた自動運転の分野でもTeslaの劣勢が明らかになりつつあるという。

「GMは間違いなく同レベルかそれ以上だ。
ドイツ車は上回っている。
Waymoはレベル4、Googleもレベル4。
Teslaはレベル2だ。」

チャノス氏は、自動運転の分野を最注目の技術分野と考えている。
そこでもTeslaは劣勢に立ちつつある。
以前のインタビューでは、チャノス氏は2019年に予想される競争激化についても指摘していた。

チャノス氏のTesla不利との見方が正しいとすれば、Teslaの将来には何が待っているのだろう。
CNBCキャスターはチャノス氏に、資本市場が資金を供給し続ければTeslaも生き残るのではないかと尋ねている。

「実際、資本市場に依存している会社は、資本市場がいつでも自分たちに開かれていることを前提にせざるをえない。
それは私の人生においてとても運任せの命題だ。
資本市場は時々閉じてしまうものだ。」

Share