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ジェレミー・シーゲル教授、「正直になろうよ」と虐められる

ジェレミー・シーゲル教授のCNBCでの発言のメモ。
教授の発言に従前よりの変化はないが、聴衆の方には少し温度変化があるように感じられる。


「私はまだ(米国株)市場にポジティブだ。」

シーゲル教授は26日のCNBCで、いつものとおり「まだ」という副詞つきで強気予想を語った。

以下、教授の発言骨子:

  • 市場全体でのPER 20倍は安くはないが大丈夫な水準。
  • S&P 500のEPSは242を超えるだろう。
  • 今年まだ8-10%の上げ余地がある。
  • 経済はとても強くソフトランディング・ノーランディングの可能性が高まっている。
  • 経済が強く、FRBは早期利下げを嫌い、「より高くより長く」が可能になり、少し市場をがっかりさせるかも。
  • 強気相場は迅速な利下げに依存していない。

インタビューの前半、シーゲル教授はキャスターから少し虐められている。
企業の決算発表について「正直になりましょう。(企業業績は)そんなには良くない」と反論されたのだ。
インテル、テスラ等、業績で売られた事例を念頭に置いたものだ。
これに対して教授は、企業業績はそこそこ持ちこたえており、経済データは改善しつつあると答えている。

8-10%であってもとてもよいリターンで、債券よりはるかによい。

シーゲル教授は、マグニフィセントセブンはじめグロース株の中から今後も失望売りを招く銘柄が出てくる可能性を認めている。
また、大手テック企業に対して厳しい法規制をかけようという動きも承知している。
そうした事情からいつものあまり「当たらない予想」を繰り返している。

そうした脅威がある以上、私はPERの低い銘柄を検討したい。
それらは成長なしに、その企業に固有の素晴らしいリターンを生んでくれる。


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