ジェフリー・ガンドラック推薦:最良の投資アイデア

債券王ことDoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏が、現時点で最良の投資アイデアを明かした。
米国債利回りのボラティリティ増大に賭けるというアイデアだ。


今はこれを実行する極めて説得力の高い時期であり、二者択一の結果になりやすい極めて重要な環境だ。

ガンドラック氏が投資コンファレンスで米金利ボラティリティのロングを推奨したとCNBCが伝えた。
同氏の大きな市場見通しを反映した推奨だろう。
他の金融市場でも似たような現象が見られているが、米金利もまた居所を決めあぐね、ボラティリティを小さくしている。
ガンドラック氏は、金利がどちらに動くか断言できないものの大きく動くと予想しているのだ。

ガンドラック氏と言えば、米長期金利の底を言い当て、それ以降金利上昇を予想し続けてきた。
そのガンドラック氏が上下どちらに動くかわからないと言っているのは、何か足元で前提の変化があったからだろう。
その大きな要因の1つはやはりFRBの急速な転回だ。


問題なのは、政策の流動性によって、予告なしにありとあらゆることが起こりうるようになったことだ。

昨年第4四半期までは、パウエル議長率いるFRBの動きを読み切ったかのように見えたガンドラック氏だった。
ところが、FRBの急速なハト派化によってガンドラック氏が抱いていたシナリオとの間にズレが生じたようだ。
このズレこそが、今回のガンドラック氏の推奨を生んだ一因だろう。

ガンドラック氏は、金利ボラティリティをロングするポジションを作るためにiShares 20+ Year Treasury Bond ETFを用いることを推奨している。
同ETFのコール・オプション、プット・オプションを同じ行使価格で購入する《ストラドルの買い》のポジションをとることで、金利(または債券価格)のボラティリティをロングしたのと似た効果を得ることができる。

なお、ガンドラック氏はモダン・マネタリー・セオリー(MMT)にも言及している。

「モダン・マネタリー・セオリーはいい考えじゃない。
・・・モダンでもなく、マネタリーでもなく、セオリーというほどでもない。」


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