シラー vs シーゲル:熱狂 vs 恐怖

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ロバート・シラー教授とジェレミー・シーゲル教授のメディア共演の続報。
前回のQ&Aで出たバブルの是非について論じている。


「FANGのいくつかは3桁のPERがついていて、問題を引き起こすかもしれない。
このためみんな『1999年みたいだ』という。
しかし、1999年を思い出してほしい。」

強気派のシーゲル教授はYahoo Financeで安易なバブル再発説を戒める。
ITバブルの頃、S&Pのテクノロジー・セクターのPERは90倍だったが、現在は20倍以下だと指摘。
当時は株式市場をバブルだと警告したシーゲル教授だが、現在はバブルではないと言い切っている。

「確かにいくつかの銘柄は当時のような高値かもしれない。
しかし、全体で見れば1999年の繰り返しではない。」


慎重派のシラー教授でさえ、テクノロジー株がすぐさま売られる可能性は低いと認めている。
自動化・ロボット化のための投資に対する意欲は高く、それが雇用を奪う原因となっている。
シラー教授は以前から、テクノロジー・セクターがもたらす雇用不安が皮肉にも同セクターの株価を支えると主張している。

(次ページ: 同じ現象に真逆の解釈)

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