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サイクルはまだ半ば、高ベータ株アウトパフォームへ:ブラックストーン

Blackstoneのジョー・ザイドル氏が、米国株市場について強気スタンスを継続した。
FRBがハト派側にスタンスを調整した今、同氏の強気を止める材料はなくなったようだ。


投資家の多くが米経済の問題点ばかり気にして強いところを見ようとせず、近いうちに景気後退がやってくると恐れている。
しかし、労働市場の強さを見る限り、それは杞憂だろう。

ザイドル氏が顧客向けメールで書いている。
同氏は米経済をスーパーボウル前のニューイングランド・ペイトリオッツに喩えた。
多くの批評家がペイトリオッツの弱点をあげつらったが、結果はペイトリオッツがヴィンス・ロンバルディ杯を手にした。
ザイドル氏は、批評家が「年を取った世界クラスのクォーター・バック」を問題視したとも書いている。
長く続いた世界屈指の景気拡大をマイナス要因に数えるべきでないと言っているのだ。


バイロン・ウィーン氏の「10のサプライズ」のとおり、ブラックストーンは強気派の急先鋒。
人間には明るい話題も必要だ。
ありがたく拝聴しよう。

ザイドル氏の強気予想の根拠は:

  • 労働市場: 雇用統計は依然として良好。
  • 賃金: ブラックストーン独自のリアルタイムの統計では雇用統計よりも改善している。
    かつ、インフレを心配するほどではない。
  • 海外要因: 米経済は内需中心の経済であり、海外の影響を比較的受けにくい。

市場では景気・市場サイクルが終期に近づいているとの見方が強まっている。
しかし、ザイドル氏は現在がまだ「サイクルの中休み」にすぎないと主張する。
今年に入っての景気敏感セクターの上昇、クレジット・スプレッド縮小がその証左だという。

私たちは、幅広いリスク資産が回復する中でクレジット・スプレッドがさらに縮小し、高ベータ株がアウトパフォームすると予想している。
ペイトリオッツ(愛国者)のクォーター・バック、トム・ブレイディは6度めのスーパーボウル制覇で『私たちはまだここにいる』と言った。
米国を売るべき時じゃない。


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