ゴールドマン・サックス

 

ゴールドマン:金はビットコインに勝る

ゴールドマン・サックスが貴金属の資産クラスとしての重要性を指摘した。
金と仮想通貨を4つの観点から比較し、うち3つで金に優位性があるという。


貴金属は果実を生まなくても、依然として現代のポートフォリオにとって重要な資産クラスだ。
歴史の偶然でも遺物でもない。

ゴールドマンが金をはじめとする貴金属に太鼓判を押したとBloombergが伝えている。
ゴールドマンはゴールドを推す理由を4つの観点から説明している。

耐久性: 金の勝ち
仮想通貨にはハッキング、規制、危機時のインフラ・ダウンのリスクがある。

携帯性: 仮想通貨の勝ち
金を運ぶのにはコストがかかる。


本質的価値: 金の勝ち
金には供給上の制限のため希少価値があるが、仮想通貨はアルトコインが次々と出てくる状況であり希少価値はない。

価値のものさし: 金の勝ち
ゴールドマンによれば2017年のビットコイン/ドルのボラティリティは金価格のそれの7倍近くに上るという。

煎じ詰めれば、現時点で仮想通貨とは小口の決済・送金の手段であるべきということではないか。
ビットコインの問題点を指摘する人たちのほとんどがブロックチェーン技術の有用性については認めている。
また、こういう人たちも、金や現状の法定通貨に問題なしとしているわけではない。

仮想通貨には低コストの決済・送金の手段という長所がある。
小口の決済・送金に特化していたならば、大した批判もなかったはずだ。
それが、大口の投機・マネーロンダリングの受け皿となったままだから問題視されているのだろう。


 - 投資 , ,