ゴールドマン・サックス

 

ゴールドマン:今年はコモディティの年

ゴールドマン・サックスのJeffrey Currie氏は、今年がこの10年でコモディティにとって最高の年になると話している。
マクロ要因はいずれもコモディティに有利で、株式に奪われたマネーを取り戻す時が来るのだと言う。


(コモディティ市場に影響を及ぼす)マクロ経済の背景を考える時には『3R』を考えるとよい。
リフレ、世界経済の再収斂、再レバレッジだ。
この3つが合わさると、極めて強いマクロ経済の背景を作り上げる。

カリー氏がCNBCでコモディティについての強気見通しを語った。
これほどの好環境は2004年以来のことだと言う。
インフレの上昇が予想され、世界経済は同時拡大しており、世界が再び借金をし出した。
これがコモディティにプラスにならないはずはないというのだ。
さらに、現在はこの数年で初めて、幅広いコモディティについてプラスのキャリーを得られる状態であることも指摘している。

過去数年は株式がコモディティをアウトパフォームしてきたが、カリー氏は今年それが逆転すると予想する。


「(株式のアウトパフォームは)株式市場が追い風を受けてきたことによる。
昨年は(株式にとって)すばらしい年だった。
コモディティにとっては悲惨な年だった。
今年はコモディティが株式をアウトパフォームすると歴史は教えている。」

米コモディティ生産者価格指数(青、左)と米株価指数(赤、Russell 3000指数)
米コモディティ生産者価格指数(青、左)と米株価指数(赤、Russell 3000指数)

カリー氏はFANGに代表されるテクノロジー株がコモディティからマネーを奪ってきたと言う。
今年はそれが逆転するのだと言う。
歴史が教える優先順位はコモディティ、株式、債券、現金となるはずと言う。

では、この強気相場はいつまで続くのか。
カリー氏は金属とエネルギーに分けて考えるべきと言う。

  • 金属: 銅など卑金属で7年以上も過少投資が続き、大きな上昇余地がある。
  • エネルギー: 供給過剰が予想され、長期的な見通しは良くない。

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