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コモディティは調整入りの懸念:ジム・ロジャーズ
2021年5月17日

ジム・ロジャーズ氏が、中期的にコモディティに強気のスタンスを継続しつつ、短期的には調整の可能性が高いと話している。


私はほぼすべてのコモディティをロングしている。
コモディティはこの数年上昇するだろう。

ロジャーズ氏がインドETで、コモディティへの強気スタンスを継続した。
同氏はこれまでも、同氏が運営するコモディティ指数に連動するETF等に投資していると公言してきた。
特に、従来通り、農業に対して強気であると言及している。

コモディティに強気なロジャーズ氏だが、短期的見通しは少し異なるようだ。

コモディティはこれまでとても強かった。
銅や鉄鉱石は史上最高値をつけた。
他のコモディティの多くも上昇した。
しばらく調整が入らざるをえないのではないか。

ロジャーズ氏の根拠は単純明快だ。
一本調子で上げたものには調整が入るという経験則だ。
同氏はほとんどのコモディティについて調整を予想しているが、特に銅を始め、一本調子で上昇してきたものには注意するよう話した。
タイミングについては、自分にマーケット・タイミングの才能がないとして、明言しなかった。

ロジャーズ氏は、短期的には調整の可能性がぬぐえないものの、長期的にはコモディティに強気と話す。
EV普及が銅・リチウム等の需要を押し上げるように、ファンダメンタルズも追い風が多いという。
テクニカルでは、多くが極めて低い価格水準にあったとして、まだ上昇余地が残っているという。
ロジャーズ氏は、銀・金が数年のうちに新高値をつけると予想している。
各国の金融・財政政策からインフレが見込まれるからだ。

いつまで続くかわからない。
株式市場はおそらく1-2年のうちに弱気相場入りするだろうから、おそらくコモディティもしばらくそれに付き合うだろう。
しかし、コモディティはインフレ・ヘッジと見られているため、株式が弱気な局面でとても良いパフォーマンスを上げるものだ。


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