ケネス・ロゴフ:ビットコインはMySpace

ハーバード大学Kenneth Rogoff教授が、ビットコインなど仮想通貨の将来を予言した。
仮想通貨は政府の介入・規制を受けたところで、現状の法外な価値を失うだろうという。


長期的には、仮想通貨を合法取引に用いるのを政府が禁じることになる。
それが流動性と価値を減じるはずだ。

ロゴフ教授が仮想通貨の将来を予言したとFincancial Reviewが伝えている。
米通貨の歴史では、新たな通貨は民間によって考案され、後に政府に介入・規制されるものらしい。

謎の人物 サトシ・ナカモトが考案したビットコインは、瞬く間に仮想通貨というジャンルを作り上げた。
その人気ぶりはまさにマニア(熱狂)という言葉がふさわしい。
価格チャートは垂直に近い立ち上がりかただ。

「ビットコインは完全なバブルだ。
間違いない。
でも、先にやれば大金持ちになれるかもしれない。」


バブルでもネズミ講でもイス取りゲームでも、先に儲けて逃げたものの勝ちだ。
今がその引き時をうかがう難しいタイミングかもしれない。

ビットコインが衰退するであろう理由は価格高騰だけではない。
ロゴフ教授は、ビットコインが電力を浪費する点、匿名である点などを問題点として挙げている。
新興の仮想通貨の中にはこうした欠点を補おうとするものもあり、仮想通貨内でのビットコインの競争上の不利になりかねないのだという。

Facebook以前のMySpace

ロゴフ教授はビットコインをこう喩え、その栄枯盛衰を見通している。
Facebook興隆前に君臨したSNSであるMySpaceは、主役を奪われるとどんどんプレゼンスを失っていった。
MySpaceはニューズ社に売却され、さらにニューズ社は購入価格の10分の1以下で手放すこととなった。
教授はMySpeceと同様、ビットコインが無価値にはならないだろうと皮肉る。

「北朝鮮のような国が採用するかもしれないから、ゼロにはならないだろう。」


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