ガンドラック:債券と株式に亀裂?

新債券王ことDoubleline CapitalのJeffrey Gundlach氏は、ジャンク債市場が試金石を迎えたとツイートした。
10年債・ジャンク債の方向性と株式の方向性にずれがある点について頭をひねっている。


「ジャンク債ETF(NYSE:JNK)価格が50日、100日、200日の移動平均線を割り込んだ。
これに加え、米10年債は生死の境にあり、S&P 500指数は史上最高値だ。
亀裂が生じているのか?」

米長期金利は重要な節目2.4%を上抜けてはいないものの、依然として同水準にとどまっている。
上抜ければ資産価格への悪影響も心配されていた。
ここでジャンク債がテクニカル上の節目に差しかかっている。


ジャンク債ETF (出典: Yahoo Finance
ジャンク債ETF

過去6回、JNKが200日移動平均線を割った時には、速やかに上に戻している。
今回の交差は、市場の健全さを見る上で要注意だ。

2015年の暮れはジャンク債市場で不安が高まり、続いて株が大きく下げる展開となった。
ジャンク債市場が株式市場の先触れと言われるゆえんだ。

米10年債・ジャンク債が微妙な局面に来ている中で、米国株は相変わらず高値を追っている。
この3つの指標は同じ方向に動くのか、別の道を歩くのか。
先触れとされる指標はどちらに動くのか。
現在の市場の楽観ムードを受け入れるとしても、目配りを忘れるべきではないだろう。

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