エラリアン:年金経営は至難

GPIFの第1四半期の損失

日本のGPIFの運用が振るわないことについてコメントを求められ、年金のような長期金融を提供する機関が現状の金融環境で「経営するのは困難」と指摘した。
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。
「こうした環境でなすべき賢明な策は
 ・リターン目標を下げる
 ・貯蓄を増やす
であるが、官民を問わず、積立不足のある年金プランで実行するのは容易ではない。」



安倍政権がGPIFを使って株価の吊り上げを行ったとの指摘はせいぜい議論すればいい。
日銀がリフレ政策をとる中で債券から株式へと重点を移すのは誤りではない。
一方、GPIFの性格上、ウェイト変更が他の市場参加者に事前に知れてしまうことはもっと重大に受け止めるべきだった。
ただし、こうした問題はGPIFの抱える問題の全体像からすれば、ごく一部分にすぎない。
本当の問題はエラリアン氏が言うように「経営するのが困難」であることだ。

エラリアン氏が挙げた2法:
 ・リターン目標を下げる
 ・貯蓄を増やす
の本質は社会保障改革にほかならない。
年金給付を減らすか、年金保険料または税負担を増やせと言っているわけだ。
現政権の一番の罪は、ここに意味のある変化をもたらせない点にあるのではないか。


ページ: (1) (2)

 - 投資 ,