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エラリアン:トランプ・ラリーの本当のワケ

独Allianz首席経済アドバイザーMohamed El-Erian氏が、米大統領選後の米国株の上昇の原因を分析した。
市場がトランポノミクスに寄せる3つの期待を挙げ、流動性だのみの上げに終わらないことが重要と釘を刺した。


米国株の急伸がとまらない。
短期的なスピード、長期的な水準など心配は耐えないが、そんなことお構いなく上げ続けている。

S&P 500もニューヨークDOWも絶好調だ。
選挙中から何かとトランプ次期大統領と反目したテクノロジー企業の多いNasdaqがややさえないが、これは政治的な要因もあろうし、すでに上げていたという要因もあろう。
(ジェフリー・ガンドラック氏は選挙後、FANGsなどテクノロジー銘柄への投資を控えるよう勧めていた。)

こうしたトランプ・ラリーについては、早い段階から懐疑的な見方が多かった。
しかし、その期待は裏切られ、予想より長い期間にわたって上げ相場が継続している。
エラリアン氏はBloombergへの寄稿で、この要因を消去法で導き出そうとしている。
エアリアン氏は次のような仮説を立て、否定している。

  • 以前の株価が安かった。
  • ファンダメンタルズが改善した。
  • FRBが市場に流動性を供給した。

いずれも事実と反するし、1・3つ目に至っては真逆であったと思われる。
こうした仮説が成り立たないなら、本当の理由はいったい何なのか。

(次ページ: 市場を押し上げる3つの期待)


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