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【短信】ウォーレン・バフェット氏、銀行株を減らす
2020年8月15日

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが第2四半期に銀行株への投資を減らしたことが四半期の保有報告者13Fで明らかになった。


ウェルズ・ファーゴとJPモルガンを大きく減らしたほか、PNCフィナンシャルなども減らしている。
リーマン危機後に救済の形で出資していたゴールドマン・サックスについても投資回収を終えたようだ。

バークシャー・ハザウェイが保有する銀行株
バークシャー・ハザウェイが保有する銀行株

バフェット氏は昨年、銀行株の長期的パフォーマンスを確信していると発言している。
この発言の後、実際にバンク・オブ・アメリカ(BOA)株への持分を増やしている。

BOA株への積極姿勢は、バークシャーの景気・金利サイクルに対する考えを反映したものとの観測もあった。
しかし、事態はコロナ・ショックで一転する。
景気見通しは悪化し、銀行は貸倒れへの対処を余儀なくされ、金利は低下し、金利上昇は遠い先の話となった。

もう1つ興味深いのは、カナダの産金会社Barrick Goldへの投資を開示している点。
564百万ドル(報告された全保有金額の0.27%)と大きなものではないし、これは金への投資ではなく株式への投資だ。
しかし、バフェット氏が長らく金について優先順位をおいてこなかったことを考えると、1つの変化なのだろう。


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