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ブラックロック インフレに対する金利の反応は抑制的:ブラックロック

ブラックロック・インベストメント・インスティテュートがインフレとFRB金融政策の見通しを示し、それに応じた投資戦略を提案している。


わが社の2022アウトルック・フォーラムの参加者は大まかに次のことに合意した:
1) 財への支出が高止まりし供給制約が続く中、高インフレが持続し
2) 再開が進み、供給が完全に軌道に乗り、支出が財からサービスに戻るにつれて、需給のミスマッチは解消する。

ブラックロックが15日付週次コメンタリーで、まだしばらくインフレが高止まりしそうとの見方を示した。
結果、同社は2022年にかけてまだ幅広くリスクを取るスタンスだという。

しばらくインフレが高どまりすると見ながら、リスクテイクに積極的とはどういうことか。
そこには、インフレが高くともFRBが金融引き締めに積極的になりにくいとの読みがある。
2%の平均物価目標はすでに達成したように見えるが、雇用を重視して金融政策正常化を積極化しないとの読みだ。
ブラックロックでは、政策金利・市場金利ともにインフレに対する反応が「この数十年でもっとも抑制的なものになる」と予想している。
同社では株式と物価連動国債をオーバーウェイト、短期と長期の両方のホライズンで通常の国債をアンダーウェイトとしている。

私たちは株式をインフレに対する潜在的なバッファーと考えている。
過去に比べインフレに対する利回りの反応が抑制的なものになると予想されるからだ。
結果、実質利回りあるいはインフレ調整後利回りは低位あるいはマイナスとなり、株式の魅力を押し上げる。
さらに、多くの企業がこれまでのところ投入コスト上昇を転嫁し利益率を維持できている。

とてもストレートな考え方になっている。


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