チャーリー・マンガー

 

アクティブ運用はドラッグより危険:チャーリー・マンガー

バークシャー・ハザウェイのチャーリー・マンガー副会長が、アクティブ運用・パッシブ運用について語っている。
ウォーレン・バフェット氏の盟友は、平均的な投資家がアクティブ運用を試みるべきでないと指摘する一方、例外を2点挙げている。


現代の世界で、誰かあなたに株式へのアクティブ投資を奨める人がいれば、喩えるなら大勢の若者にヘロインを始めるよう促すのに等しい。

傘下Daily Journalの年次株主総会でのマンガー氏の発言をCNBCが伝えている。
マンガー氏もバフェット氏も従前から、平均的な投資家に対してはインデックス投資を奨めてきた。
インデックス投資の父、故ジャック・ボーグル氏をバフェット氏が「私のヒーロー」と賞賛したのは記憶にあたらしい。

「アクティブ運用者は問題を抱えているが、解決できないため、それが存在しないふりをしている。
彼らに否定させ、毎年同じことをさせ、無人のインデックスの方が実質的に良好なパフォーマンスなのにも関わらず報酬を受け取り続けられると期待させるのは間違いだ。」


アクティブ投資ファンドは、特に長い強気相場の中で苦戦を強いられてきた。
高い手数料を取っているのに、インデックス・ファンドになかなか勝てないからだ。
強気相場では市場全体が上昇するため、何も考えなくてもインデックスをなぞっておけば良好なリターンが得られる。
ロバート・シラー教授はこの現象を「ただ乗りの擬似科学」と半ば批判したことがある。
その教授にしても、インデックス投資が一般投資家に収益機会を与えてきたことは評価している。
この裏側では、高率の手数料を取るアクティブ・ファンドの苦戦があった。

マンガー氏は投資家がアクティブ投資に手を出してよい例外を2つ考えているようだ。
1つ目はよく分野を絞り込んだ限定的な投資。

「個人がいくつか株を持つのはいい。
人より優れた知識を有することが大切だ。」

もう1つは巨大アクティブ・ファンドであるバークシャーへの投資だ。
あまり動かないように努めてきた」ことが、同社に平均以上のパフォーマンスを与えてきたと分析している。

ウォーレンは現時点からバークシャーがS&Pより少しアウトパフォームできると考えている。
たくさんの人ができることではないが、彼と彼のチームについては正しいのだろう。
確信をもって予想するが、莫大な差にはならないだろう。


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