投資

おそらく年内、急騰そして弱気相場入り:ジム・ロジャーズ
2022年1月13日

ジム・ロジャーズ氏が今年もめげずに深刻な弱気相場入り、その前にひと上げが来ると予想している。


世界中の中央銀行が、史上なかったような莫大な金額のお金を刷っている。
だからしばらくは素晴らしい状況が続こうが、最終的には、おそらく今年後半、すべてが弾けて爆発し、酷い弱気相場になるだろう。・・・
これはとても悪い弱気相場になるが、みんなが生き残ることを祈っている。

ロジャーズ氏がThe Income Generation Showで、年初から弱気相場入りを予想している。

同氏は同様の予想を何年も前から繰り返しているが、想定を超える政策の介入により実現することはなかった。
現状の経済が良好であることを認めつつ、過去、永遠に続く強気相場はなかったとして、弱気予想を継続している。

ロジャーズ氏は弱気相場の到来について2つのシナリオを想定している:

  • 高値になりすぎて、投資家が市場を去ってしまう。
  • 各国中央銀行が金利のコントロールを失い、金利が急騰する。

ロジャーズ氏は相変わらず中央銀行に対して辛らつだ。
官僚・政治家・学者の集まりであり、実のある仕事に就けない者の組織だと嘲っている。
そうした中央銀行は「ほぼいつも間違えている」という。

ロジャーズ氏は、50%超の確率で年末までに弱気相場入りすると話す。
(もっとも、この数年毎年似たような予想をしている。
それほどマーケット・タイミングとは難しく、同氏自身が自覚している。
それでもピンポイントの予想を求められるから気の毒だ。)
ロジャーズ氏は、これも最近繰り返しているが、サイクル終期の市場のパターンを紹介している。

これはしばらく上昇できないことを意味するわけではない。
市場がこうなった時には、しばしば噴き上がることがある。

ロジャーズ氏は弱気相場入り前の《最後のひと上げ》の例として、バブルが心配された1999年末からさらにNASDAQが数か月で倍増した例を挙げた。
市場で簡単にお金が儲かり、新たな投資家が多く参入するという。
同氏は、自身がまだショートをしていないと話している。

ロジャーズ氏は引退前後の投資家に対するアドバイスを求められると、いつものアドバイスを繰り返した:

  • 人の話を真に受けて投資するな。
  • 自分が理解しているものだけに投資しろ。
  • 上がっていないもの(例えば一部コモディティ)に投資しろ。

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