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ウォール街 えげつなささえ感じる、アークに逆連動するテーマ型ETF

キャシー・ウッド氏の旗艦ファンドArk Innovation ETF(ARKK)に対するインバースETFのローンチ準備をTuttle Capital Management(TCM)が進めている。


簡単に言うと、既にARKKは利益の出ていない一連のハイテク株についてロングのエクスポージャーを示しており、投資家がそのショートにもアクセスできるようにすべきだとわれわれは考えた

TCMのマシュー・タトル氏のコメントをBloombergが伝えている。
このETFにより、空売りの出来ない投資家にもARKKのショート・ポジションが可能になるのだという。
特定のETF、特にアクティブ・ファンドに対するインバースETFというのは聞いたことないとTheStreetが書いている。
現状、SECへの申請がなされた段階であり、承認が決まった話でもなさそうだ。

ARKK(青)とS&P 500指数(紫) (指数)
ARKK(青)とS&P 500指数(紫) (指数)

ARKKは昨年、目覚ましい好パフォーマンスを上げた。
長らくアクティブ・ファンドが苦境にあった中、希望の星といった存在だった。
しかし、今年に入るとピークを打ち、昨年が良すぎたこともあるのだろう、年初来で下げている。

TCMが準備を進めるETFは Short ARKK ETF(SARK)。
スワップを用いてARKKと逆向きのパフォーマンスを目指すのだという。
信託報酬はARKKと同じ0.75%。
銘柄選択をやるのと、それに対して逆連動させるのでは、苦労の度合いが違うような気もするが、どうなのだろう。

TCMは他にもテーマ型ETFの戦略を提供している。
5月にも

  • De-SPAC ETF(DSPC): SPACと合併して公開企業となった銘柄(De-SPAC)のETF
  • Short De-SPAC ETF(SOGU): De-SPACの指数に対するインバースETF

といった、流行りものが好きな投資家の目を引きそうな商品をローンチしている。


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