【短信】S&P 500は年末3,100:ゴールドマン

ゴールドマン・サックスが米製造業の底入れの可能性を指摘し、米国株市場のさらなる上昇を予想した。


製造業の停滞は歴史的長さに及んでおり、近いうちに改善しないまでも安定し始めるかもしれない。

ゴールドマンのピーター・オッペンハイマー氏のレポートをCNBCが伝えている。
深刻な不振にあえぐ米製造業に底入れの兆しがあるとの指摘である。
ゴールドマンは、米経済が鈍化しているとしながらも、景気後退は近くないと予想している。
その前提に立てば、米国株市場が弱気相場入りするのもまだ先ということになるらしい。

もっとも、周知のとおり通常、米国株市場のピーク・アウトは景気後退入りよりかなり先行することが知られている。
浜町SCI調べでは過去4回の平均で8.5か月の先行が見られた。
だから、来年に景気後退入りを予想するなら、株のピークはすぐそことも言えるわけだ。
これから推測する限り、ゴールドマンの景気後退入り時期の予想はさらに先ということなのだろう。
(もっとも、ロバート・シラー教授によれば、エコノミストの1年以上先の予想は全くあてにならないらしい。)

ちなみに、ゴールドマンによる今年末のS&P 500予想は、もう少し上げて3,100だという。
これでも同社からすると控えめということになるらしい。

景気後退の回避はリスク資産を下支えするが、比較的緩やかな利益成長が続くとの見通しからアップサイドも限定的だ。


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