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【短信】PIMCOの長期経済展望が説く「変革の時代」

債券ファンド大手PIMCOは、リーマン危機後続いた「ニュー・ノーマル」の時代が終わり「変革の時代」へと遷移しつつあるとし、投資へのインプリケーションを述べている。


今後は不確実性が高まり、成長やインフレがばらつく環境となり、資本市場全般のリターンは低下し、変動が大きくなると見込まれます。

PIMCOが21日公表した長期経済展望で、ボラティリティの高い市場環境を予想した。
リーマン危機後のニュー・ノーマルでは、低成長ながら低インフレ・低金利・低ボラティリティが続き、魅力的な投資リターンが享受されてきた。
それが今、失われようとしているのだという。
これは概して投資が困難になることを意味するが、PIMCOは、有能なアクティブ投資家には「優れた超過収益獲得の投資機会がもたらされる」とも解釈している。

PIMCOのメインシナリオでは高インフレが継続するとは見ていない。

「基本シナリオでは、中央銀行の低金利が続き、世界の債券市場を下支えすると考えています。
短期的には景気の継続的な回復に伴い、金利に上昇リスクがあるものの、長期的にはレンジ内にとどまるとみています。」

そういいながら、インフレ・リスクのヘッジとして米物価連動債やコモディティが有効とも指摘している。

その他、興味深い部分:

  • 重要な3つの長期トレンド: 再生可能エネルギーへの移行、テクノロジー投資、分配の強化。
  • 新興国市場: 有望。パッシブでなく選別が重要。
  • 株式: 有望。物理的インフラへの投資も重視される。

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