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チャーリー・マンガー 【短信】MMTがうまくいく可能性もある:チャーリー・マンガー

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ株主総会 第2弾: チャーリー・マンガー副会長がMMTについての見解を述べている。


MMT論者は、あるべき程度より過信しすぎている。
誰も、MMTによって何が起こるのかわからないはずだ。
この極端なやり方が、みんなが思うよりうまくいく確率も十分あると考えている。
しかし、制限なくこれをやれば、大惨事に終わるだろう。

マンガー氏が定時株主総会で、MMTに対する見解を求められて答えている。

この日のマンガー氏の答は、少しMMTに対して好意的なものだった。
2年前の定時株主総会では、MMTを「妖精を信じるような政策」とこき下ろしていた。
それと比べるとかなり好意的に思えるが、決してマンガー氏のスタンスが変わったわけではないだろう。

ポイントは2つあろう。

  • 問題とならない限界を検知できない。
  • やりっ放しで済むわけではない。

つまり、限界が予見不可能であると謙虚に自認し、限界に達しないよう控えめに実施し、しかも将来ある程度巻き戻す覚悟なら、タクティクスとして有効ということだろう。
一方、予見できると奢ったり、巻き戻しは一切必要ないなどと言い始めれば、いくつかの経済変数が発散に似た動きを起こしうるのだろう。


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