ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者レイ・ダリオ氏が、来年の世界経済について楽観できない理由を話している。
悲観している。
ダリオ氏がサウジアラビアで開催されたコンファレンスで、来年の世界経済について尋ねられて答えた。
ダリオ氏は、国内・国際的に対立が高まる傾向にあり、金融は引き締まった状況にあると指摘。
技術革新が成果をもたらす可能性を指摘しつつ、諸刃の剣にもなりうると言い添えた。
質問は2024年の世界経済への見方だ。
その時間軸で言えば、今後の金融政策等による世界への影響が大きくなる。
そして、世界には格差がある。
だから楽観的にはなれない。
ダリオ氏は、状況の改善には平和と健全な競争が必要と述べたが、来年という時間軸ではそれを見通しにくいということなのだろう。