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【短信】頭と尻尾はくれてやれ:モハメド・エラリアン

アリアンツ首席経済アドバイザー モハメド・エラリアン氏の3日の発言: 投資家に許容可能な間違いとはどのような間違いか自問するよう説いている。


私はまだ底を形成していないと考えている。
ゆっくりと下落すると予想している。

エラリアン氏が3日の日中CNBCで、株価下落の継続を予想した。
この日S&P 500は、朝発表の3月雇用統計などに反応し前日比1.51%下げて終わった。
株価がじりじりと下げる中、エラリアン氏は慎重な見通しを語った。

エラリアン氏は、米市場が底値形成を始めるには2つの条件があるという:

  • 極めて大きく下落する
    または
  • 医療面で改善が確認される

まだいずれも実現していないという。

エラリアン氏は、コロナ・ショックの性格を問い直す。
これは市場や経済に根ざす問題ではなく、医療に根ざす問題だ。
それゆえに投資家が直面する不確実性は大きい。
エラリアン氏は、投資家が間違いを起こす可能性が高くなると警戒する。
間違いを起こすことを前提にものを考え、自問するよう諭す。

投資家が自問すべきは、どのような間違いなら許容できるか、だ。
早すぎる間違いか、遅すぎる間違いか。
どちらの間違いなら早く持ち直せるか。

エラリアン氏は、自身が現在市場の中でかなりの弱気派であることを自覚しているようだ。
その上で、最初の5%の上げに固執するあまり、大きなリスクをとるべきでないと話している。

平均的な投資家が許容できないのは、全部持っていかれることだろう。
(投資先が)倒産して全部持っていかれれば、もう帰ってこない。

エラリアン氏は従前から、米市場がまだ下落すると予想してきた。
下げたゆえに投資家の投資意欲が高まる面もあることを意識している。
そのため、どうしても先んじるリスクをとりたいなら、倒産のリスクの少ない財務の健全な銘柄に限定するよう説いてきた。


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