【短信】雇用統計はどっちつかず:モハメド・エラリアン

アリアンツ首席経済アドバイザー モハメド・エラリアン氏が4日発表の米雇用統計について、どっちつかずの結果だったとコメントした。


「確定的、決定的なメッセージを望んでいた人は肩透かしだった。
これは混とんとしたどっちつかずの統計だ。
世界の製造業から米経済に弱さが広がっていると確認できるような弱さではない。
しかし、米経済が安泰だと示唆するほどの強さでもない。」

エラリアン氏がBloombergで9月の雇用時計を解説した。
米労働省が4日発表した9月の雇用統計は

  • 非農業部門雇用者数(前月比)136千人増(市場予想145千人)
  • 失業率 3.5%(前月から0.2%ポイント低下、1969年以来の低水準)
  • 平均時給(前年同月比)2.9%増(8月は3.2%増)

だった。
失業率こそ史上最低水準となったが、雇用者数は市場予想に届かず、平均時給も前月比横ばい・前年比で鈍化している。
エラリアン氏は、この雇用統計に経済への評価を変えるような要素は見当たらないという。
同氏は従前の景況感を継続している。

この結果は、米経済がサイクル終期にあるとの予想と摺り合うものだ。


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