投資

【短信】長期金利2%へ、次はドル安:ジェフリー・ガンドラック
2019年12月11日

債券王ことダブルライン・キャピタル ジェフリー・ガンドラック氏のウェブキャスト(10日)での発言(速報)。


これはイールド・カーブのスティープ化を誘うレトリックだ。
イールド・カーブの長期側が少しも弱くならなかったのは驚きだ。

10月のFOMCの際のパウエルFRB議長の発言についてガンドラック氏が解説したとCNBCが伝えている。
議長の発言とは、かなり大きなインフレがなければFRBは利上げしないというものだ。
これは、当面の低金利継続とともに長期側でのインフレ上昇を連想させるが、イールド・カーブの反応は小さかった。
しかも、FRBは短期側(Tビル)を買い入れる形でバランスシート拡大を行っている。

ガンドラック氏は、長期金利の先行きを予想するのに好んで使う指標、銅/金レシオからは米10年債利回りは2%と予想されるとした。
2%弱でうろうろしている同利回りが今後はいくぶん上昇する可能性が高いと示したものだ。
イールド・カーブの長期側が上昇し、FRBが短期側を抑え込むなら、イールド・カーブのスティープ化が起こることになる。
そもそもイールド・カーブの長短逆転を景気後退の先行指標と見る人たちの中には、スティープ化を朗報と見る人もいる。
しかし、実際には、景気後退の前にはイールド・カーブは順ざや化することが多い。
いずれかの見極めが結局は重要だ。

その他の発言:

  • 大統領選: メイン・シナリオはトランプ勝利
  • 2020年末までの景気後退確率: 35%。夏時点では75%先月は40%だった。
  • ドル相場: 次はドル安。(以下Reuters
  • 企業債務: 市場拡大で質が低下。ドル安になると外国投資家が米企業債務を売却するため下落へ。

-投資
-,

執筆:

記事またはコラムは、筆者の個人的見解に基づくものです。記事またはコラムに書かれた情報は、商用目的ではありません。記事またはコラムは投資勧誘を行うためのものではなく、投資の意思決定のために使うのには適しません。記事またはコラムは参考情報を提供することを目的としており、財務・税務・法務等のアドバイスを行うものではありません。浜町SCIは一定の信頼性を維持するための合理的な範囲で努力していますが、完全なものではありません。 その他利用規約をご覧ください。