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【短信】長く続く金融緩和が資本主義を揺るがす:ビル・グロス
2021年11月18日

ビル・グロス氏は、各国中央銀行が意味のある引き締めを行うことはできないとして、金融緩和継続の副作用を心配している。


これは危険だ。・・・
これはすべて、あるべきところにない金利によって支えられた夢の国だ。

グロス氏がFTに語った。
各国中央銀行の長く続く超低金利政策と債券買入れがあらゆる市場でユーフォリアを生み出しているとの指摘だ。
同氏は今後の展開をいくつか予想している。

  • インフレ: 高止まりや加速には懐疑的だが、しばらくは2%物価目標よりかなり高いところにとどまる。
  • 各国金融政策: 「意味のある」引き締めを行えるとは思えない。
    「彼らはたいしたことはできないだろう。・・・
    (パウエル議長は)金融市場の言いなりで、ゆっくり債券買入れをやめ、来年ゆっくり利上げをするのだろう。」
  • 金融政策の副作用: 過去10年あまりの実験的政策が経済・市場に長期的な効果を及ぼしうる。

グロス氏は金融緩和の副作用の1つを説明している。
長く続いてきた極端な金融緩和により、貯蓄や投資をする側の経済主体が大きな不利益を被り続けている点を心配した。

いつかシステムが崩壊してしまうだろう。
資本主義とは貯蓄と投資によって成り立っているものだからだ。


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