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グッゲンハイム スコット・マイナード 【短信】金融引き締めと景気後退:スコット・マイナード

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏のオフィスが、フォワードカーブのフラット化から景気後退時期を占っている。


米国債イールドカーブの長期側が逆転し、2009年以来で初めて30年利回りが20年利回りを下回った。
イールドカーブのフラット化は、FRBの利上げが数年のうちに景気後退の脅威をもたらしうることを示唆している。

グッゲンハイムが自社ウェブサイトで、フォワードカーブのフラット化から景気後退を予想している。
同社によるFRB金融政策の見通しは:

  • テーパリング: 11月3日のFOMCで公表、終了は2022年6月半ば。
  • 利上げ: 2022年第4四半期開始に従来予想を前倒し。
    今利上げサイクルの終点でFF金利誘導目標は2.00-2.25%に。

グッゲンハイムによると、イールドカーブのフラット化よりフォワードカーブのフラット化の方が景気後退について確度の高い先行指標だという。
過去3回の景気サイクルでフォワードカーブが今回と同水準までフラット化した場合、平均28か月後に景気後退が起こったという。
あと平均2年余りで景気後退入りする可能性が高くなるというわけだ。

一方、浜町SCIの調べでは、過去4回の米景気後退期で株式市場は単純平均8.5か月程度の先行性を示している。
平均2年余り先の景気後退入りから平均8.5か月前に市場はピークを打つ傾向がある。
それぞれ誤差があろうが、あと1年ぐらいはピークまで残っていそうだ。
さて、こうした話どこまであてにしたらいいものか。
1ついうなら、素人目に危ないように見えても、市場はさらにしぶとく上昇する可能性があるということではないか。


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