新興国市場投資の大ベテラン、マーク・モビアス氏は、金融引き締めが進む中でも投資のチャンスは多く存在すると話している。
チャンスはたくさんある。
私は政情不安のスリランカから帰ってきたところだが、現地の債務は暴落している。
それがチャンスになる。
市場に悲観論が増える中、モビアス氏がCNBCで4日、いつものように楽観的な見通しを述べた。
マクロには悲観すべき状況でも、ミクロに銘柄を見ていけば、むしろチャンスは多いという。
モビアス氏は従前どおりインドを推したほか、先進国では欧州を避け、米国が良いとした。
歴史を振り返れば、株式市場、S&P 500と金利の相関はとても小さい。
市場は金利上昇でも良いパフォーマンスを上げる。・・・
金利上昇を恐れるな。
個別企業を見て、リターンと価格決定力の優れた銘柄を買え。