【短信】金は2-3年で20%上昇へ:マーク・ファーバー

スイス人著名投資家マーク・ファーバー氏が、国際的対立が高まる環境での投資戦略を提案した。
株式リターンは低下するとし、金保有を奨めている。


貿易戦争が経済成長を阻害するだろう。

ファーバー氏がインドETで当たり前のことをいった。
ともするとキワモノの終末論者と見られがちな同氏だが、その考え方は至極常識的なところがある。
ファーバー氏は貿易戦争とその終わり方についていくつか予想している。

  • 貿易戦争に勝者はいない。
  • 米中貿易摩擦は長期的には中国に有利に働く。
  • 戦争のような状況は常にとても悪い終わり方をする。
    「このケースでは、いくつかの国が返済しないと宣言しそれが拡散することを想定している。
    平和が続くことを願うばかりだ。」

こうした世界的な地政学的リスク、世界経済の鈍化を勘案し、投資については多くの著名投資家と同様、金投資を奨めている。


地域: 米国より新興国市場。

株式: 「慎重な投資家は今後3年、株式で大儲けすることはできないだろう。」

: 長期的観点から推奨。2-3年で20%上昇を予想。
「金は産業用コモディティではなく、中国からの需要に依存しない。
金は金に対する投資家心理と金融政策に依存する。」
ファーバー氏は、金を常にポートフォリオに1/4組み込み、似たことを投資家に奨めてきた。
なのに、今回、20%上がると予想しながら「長期的観点から」の推奨と、やや控えめな言い方をしている。
これはどういうことなのか。

中央銀行が紙幣を増刷すると、長期的には金価格は上昇しやすい。
ただし、短期的には大きな相関はない。

コモディティ: 底打ちしたが、ほとんどのコモディティは構造的強気相場ではない。
「コモディティ投資はタイミングが重要になる。」
農産品コモディティに強気。


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