オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏が、投資、特にディストレスト投資にとって過酷な現在の環境を吐露している。
全世界がこれほどの超低金利環境になっている。
問題は、低金利環境でどう行動すればよいかだ。
その答は、簡単な答はない、ということだ。
マークス氏のあるインタビューでの発言をBloombergが伝えている。
以下、同氏発言の骨子:
- 世界の金融・財政当局が経済を支えており、投資家は買い手にならざるをえない。
- バーゲンを探すのがとても難しくなっている。
- 米国以外で「難しい状況の中に隠れた宝石」を狙う: インド、中国、欧州、ラテンアメリカ、新興国市場。
- 有望なのは皆が心配しているセクター: 航空会社、ホテル、リゾート、映画館、スポーツイベント、コンサート。
- 政府・自治体は避ける: デフォルトすれば、債権者から資産を差し押さえられてしまう。