【短信】経済データが悪化している:ジェレミー・シーゲル

ウォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授が、米経済の鈍化を受けて、さらなるFRB利下げの必要性を主張した。


「今日は奇妙な市場だ。
(経済)データはFRBが助けに入らないといけないほど悪い。
『やった、株を買うぞ』といった感じだ。」

シーゲル教授が3日CNBCで、反騰した米市場を解説した。
従来からの主張どおり、教授はイールド・カーブの長短逆転を早期に解消すべきと主張する。

「90日Tビルと10年債で見ても逆転。
FF金利と10年債で見てもまた逆転。
仮にFRBがあと25 bp利下げしても、FF金利は10年債利回りより高い。」

シーゲル教授は9月のFOMCの前の時点で、50 bpの利上げが必要と主張していた。
結果は市場予想どおり25 bpの利下げとなった。
その後、10年債利回りは1.5%程度まで低下し、FF金利誘導目標1.75-2.00%を大きく下回っている。
市場は今月のFOMCでの25 bpの利下げをほぼ完全に織り込んでいるが、それでもイールド・カーブは逆転したままかもしれない。

シーゲル教授は、実体経済のデータも悪化していると指摘。
第3四半期の実質GDP成長率は1.5%程度まで低下すると予想した。

米国は成長鈍化に苦しんでおり、FRBは政策を講じないといけない。・・・
FOMCの懐疑主義者は『すべて順調』と言うだろうが、多くの基本的なデータはそうは告げていない。


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