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【短信】米国株市場は底が近い:ジェレミー・シーゲル
2022年5月2日

ウォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授は、米国株の高値感が薄れてきたとして、底が近いと予想している。


S&P 500のPERは18倍・・・とても安い。
テクノロジーを除外すると15-16倍だ。
FRBの引き締めがあるとしても、この低金利ではよく見える。

シーゲル教授がCNBCで、米国株市場の割高感が薄れてきたと指摘した。

ただし、短期的にはまだ動揺もありうる。
1つがFRBの金融政策だ。
シーゲル教授は、マネーサプライの伸びが鈍化しつつあるように見えること、第1四半期がマイナス成長になったことを挙げつつ、それでもFRBはタカ派的なスタンスを続けると予想する。
これまでFRBがインフレ上昇の後手に回ったことを考えれば、再びの失敗が許されないためだ。
教授は、当面インフレが5-6%で高止まりすると予想している。

「来週水曜のFOMC、パウエル議長はタカ派的だろうから、市場はそれを消化しないといけない。
市場はもう少し下げるかもしれない。」

ただし、シーゲル教授は、こうした下げを極めて短期的なノイズのようなものと捉えているようだ。
もう少し長い目で見れば、やはりバリュエーションの方が効いてくるのだろう。

私は底がとても近いと考えている。
短期で予想するのは難しく、違うかもしれない。

シーゲル教授にしては、やや控えめな強気だが、底値をピンポイントで当てるのは至難の業だから無理もない。


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