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【短信】無政府状態、そして独裁へ:レイ・ダリオ

ブリッジウォーター・アソシエイツのレイ・ダリオ氏が、米国における民主主義が危険にさらされていると心配している。


歴史が示してきたのは、対立が増えると、容易に秩序ある民主主義から無秩序な無政府状態に、そして独裁国家へと滑り落ちることだ。

民主主義を当然のことと考えることはできないのを忘れてはいけない。

ダリオ氏が4日ツイートした。

ダリオ氏は日頃からフィランソロピーについては積極的に発言している。
その発言は超党派に受け入れられうるものだ。
一方、足元の政治、特に党派にかかわることは発言を避けているようにも見える。
しかし、この日のツイートはどう読んでもトランプ大統領のやり方に異議を唱えるものと読める。
民主主義は当然に与えられるものではなく勝ち取るものだとの示唆は、全米の(平和的に行われている)デモを擁護しているのだろう。

ダリオ氏は、米国が民主主義を失うのを何より恐れているようだ。

例えば1930年代、4つの主要民主主義国家-ドイツ、日本、イタリア、スペインのすべてがこの道を滑り落ちた。
米国は滑り落ちないよう用心しなければならない。

これら4か国が当時民主主義だったかどうかは議論があろうが、その後にファシズム、独裁、専制、軍国、右傾などで表現される変化を起こし、結果的に国を荒廃させたことは間違いない。
ダリオ氏はかねてから、現在が1930年代に似ていると言い続けてきた。


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