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Blackstone 【短信】構造的な高インフレへの備え:ブラックストーン
2021年11月22日

ブラックストーンのジョー・ザイドル氏は、米インフレが構造的に高まる可能性を示唆し、長期的なインフレをヘッジする方法について説明している。


2021年の最初の数か月、物価上昇圧力は概していくつかの特にコロナ経済に固有のエクスポージャーを持つセクターに限った話だった。・・・
今ではインフレは至るところに見られる:
現在CPIの構成要素の80%超で年率2.5%を超える上昇となっている。

ザイドル氏が投資家向け書簡で、インフレがFRBの言い続けてきたように「一過性」ではなかったと振り返った。
日々出てくる統計がそれを証明しつつあるという。
超長期の物価連動債が買われているのも、投資家の「構造的な高インフレ」への懸念が背景にあるという。

米30年債利回り(青)と30年ブレークイーブンインフレ率(赤)
米30年債利回り(青)と30年ブレークイーブンインフレ率(赤)

ザイドル氏は長期的なインフレのリスク・ヘッジ手段を選択する上では金利上昇や信用スプレッドの拡大を勘案すべきとし、以下のヒントを書いている:
・変動金利資産
・優先担保付き債務
・不動産
特に不動産について短くコメントしている:

(不動産による)インカムは伝統的な債券のクーポンより頻繁にリセットされる。
さらに、不動産のリターンはまだ魅力的だ:
主要(不動産)セクターの平均キャップ・レートは現在5.1%、10年債利回りに対するスプレッドは350 bpと過去平均よりもはるかに大きくなっている。


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