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【短信】株式はV字の底は形成しない:デニス・ガートマン
2020年4月26日

コモディティ王デニス・ガートマン氏が、弱気派を不安にさせるような、説得力のある弱気予想を述べている。


原油は備蓄施設を求めているが、それが難しい。
これは、世界や国内の経済がさらに悪化しつつあることを示している。
この先かなりの間、改善しそうにない。

コモディティ王がFOX Businessで、今週生じたマイナスの原油価格について解説した。
備蓄施設が逼迫するほどの原油在庫が積み上がっており、この一因がコロナ・ショックによる需要減少なのだ。

ガートマン氏は今後、株価の先導役が変化していくと予想する。

現在の株価上昇はFRBと財務省が超過準備を通してシステムに注入した流動性によるものと考えている。
この流動性が限界的に株価に作用した。
これが終わりつつある。
自分が間違っていることを祈っているが、3月半ばの安値を試すことになると恐れている。

ガートマン氏は最近の米市場の回復の内容にも冷ややかだ。

「ネットフリックス、ウォルマート、アマゾンはこれまで唯一の回避地だった。
しかし、3-6銘柄が市場の高値を主導するというのは広がりの欠如を示しており、私はこうしたことを見下し距離を置いてきた。」

ガートマン氏は、現時点の株価でこれら銘柄を買うつもりはないと言い切っている。
同氏は今後数か月、経済は弱く、データは悪化すると予想している。
夏から初秋にかけて改善に向かうことを「希望」しているとしながら、自ら実現は懐疑的と話す。
これにともない、ガートマン氏は株式市場がまだ下げると予想し、「株式市場を少しショート」しているという。
そして、市場の経験則を紹介している。

市場とはV字の底をつけるものではない。
市場は、何度も何度も何度も底を試し、その後数か月横ばいを続けるものだ。
この歴史がまた繰り返すのではないか。


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