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【短信】来年の原油は85ドル、100ドルも:ゴールドマン・サックス
2021年12月20日

ゴールドマン・サックスのダミアン・クーバリン氏は、経済再開にともない原油需要が拡大するとして、来年の原油価格を85ドル+と予想している。


カギとなるのは、2021年がワクチンによる需要回復。
2022-23年は、供給が最終的に反応するかを試される構造的な強気相場になる。

クーバリンがCNBCで17日、2022-23年にかけての原油価格上昇を予想している。
発言時のWTI原油価格は1バレル70ドル台。
2022年のメインシナリオは85ドルで、さらに若干の上方リスクがあるという。
2022-23年に需要が回復・拡大する中で、供給がすぐにはキャッチアップしてこないと見ているようだ。

メインシナリオが85ドルなのに対し、クーバリン氏は100ドルの可能性もあるとし、2つのシナリオを挙げた:

  • 石油会社がインフレによるコスト増を売価に転嫁する。
  • 経済再開時に供給が需要を満たせなくなる。

最大110ドル程度まで上昇する可能性があるとするものの、そこまでいくと需要が急減し、価格も反転するだろうという。

世界のインフレが落ち着くか否かの1つの要因は原油などエネルギー価格の動向だ。
ゴールドマンの予想が当たるなら、この観点でのインフレ鎮静化はあまり期待できないのかもしれない。


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