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【短信】条件反射の強気が終わりうる時期:モハメド・エラリアン
2021年8月24日

アリアンツ経済顧問のモハメド・エラリアン氏が、足元の強気相場の最大の要因を指摘し、それが終わりうる時期について予想している。


市場がすぐ戻ってくるのは、市場が押し目買いを強く条件づけされているからだ。
それはとてもうまくいき、市場は押し目買いを続けている。

エラリアン氏がCNBCで、史上最高値を更新し続ける米市場について解説した。
最大の要因はファンダメンタルズでもテクニカルでもなく、市場参加者の条件反射にあるとし、その背景にあるのがFRBによる流動性供給だと指摘している。
現時点で市場は極度にハト派的なFRBを信じ続けているという。

この行動の条件づけを取り払うには市場への大きなショックが必要だ。

エラリアン氏は「トレンドは友達」「FRBとは喧嘩するな」という2つの市場の格言を上げ、条件づけが強固になりうる土壌を説明した。
では、その強固な条件反射を取り払いうる「大きなショック」とはどんなものか。
同氏は2つ挙げている。

  • 大きな政策ミス(FRBの金融政策正常化が遅れる等)
  • 市場での事故

後者の事故の例として、エラリアン氏は以前、アルケゴス破綻を「小さな事故」と話したことがある。
こうした事故は予見が難しい。

エラリアン氏は、それら2つの可能性が市場に織り込まれていないと指摘した上で、予想可能な範囲で起こりうる時期を話している。

年末には(現行のFRBの政策が)大きな政策ミスかどうかがわかる。
私は大きな政策ミスだと思う。
インフレは一過性ではないと思う。


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