【短信】景気後退は遠のいた:ジェフリー・ガンドラック

債券王ジェフリー・ガンドラック氏率いるダブルライン・キャピタルが、景気後退到来時期の予想を変更している。


過去数か月で状況が変わった。・・・
現時点のメイン・シナリオでは、今後12か月のうちに景気後退入りする確率は40%だ。
数か月前に話した75%から低下した。

ダブルラインの旗艦ファンドDoubleLine Total Return Bond Fundでガンドラック氏らと共同運用者を務めるアンドリュー・スー氏がReuter主催のコンファレンスで明かした。
経済のファンダメンタルズの改善、米中交渉の進展が主な理由だとスー氏はいう。

「米中貿易摩擦が近いうちに解消するとは思わないが、前向きな進展があった。」

市場の最大の懸念といわれてきた米中摩擦で部分合意とはいえ進展があったのは、やはりプラスと見ざるをえないようだ。

ガンドラック氏は以前から2018年1月を世界の株式市場のピークと宣言していた。
それに反映されているように、同氏の経済見通しは市場関係者の中ではかなりの弱気スタンスだった。
9月の時点でも、大統領選前に景気後退入りする確率を75%と予想していた。

最も弱気サイドにいた有力投資家が見通しを上方修正した。
最後のひと上げ》が始まる土壌ができつつあるのかもしれない。


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