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グッゲンハイム スコット・マイナード 【短信】強気相場はいつまで続く:スコット・マイナード
2020年1月22日

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏が、現在の強気相場がいつまで続くか考えを整理している。


今年のダボス会議で私が集中したいトピックスの1つは、社債市場の質の悪化だ。
結局は、米国債に対する債券スプレッドの拡大とともに上昇するデフォルトと格下げのリスクのために、市場は値付けを変えざるをえない。

マイナード氏が21日ツイートした。
同氏は以前から、米社債、特にBBB格の投資適格社債のリスクを唱え続けてきた。

マイナード氏の危機感は社債だけではない。

リスク資産はほぼ目いっぱいの価格がついている。
しかし、強気相場はそれが続く限り続く。

強気相場は続く限り続くとは多くの投資のベテラン、たとえばデニス・ガートマン氏らも言うことだ。
株価上昇には理屈で割り切れない要素が存在し、それがいつまで続くかを予見するのは難しい。
マイナード氏は最近、現環境が1999年(ドットコム・バブルの前)に似ていると指摘している。
もちろんさらに上がるともバブルになるとも決まったわけではなく、あっさり下げる可能性も十分ある。
確率現象であり、確たる予想はできない。

しかし、マイナード氏が1999年と似ていると言うのにも理由がある。
だから、それがはげ落ちる時は要注意ということになる。

各国中央銀行が流動性の蛇口を開けている限り続く。

世界、特に先進各国の中央銀行が金融緩和を続け、市場に流動性を供給し続けている限り、強気相場が続く可能性が高いという。
では、何が金融政策の潮目を変えうるのか。
中央銀行はあまり金融安定には興味がないようだから、資産価格上昇はその引き金とはなりにくい。

経済のファンダメンタルズは実際にかなり良い。
しかし、最終的にもしも物価圧力が高まれば、FRBは(景気)拡大にブレーキを踏まなければいけないと感じるだろう。

ジェフリー・ガンドラック氏は最近、FRBが都合の良いCPI指標を選ぶことで、何とかして金融緩和を継続しようとしていると指摘している。


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