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【短信】小型株キャッチアップは利下げ後:PIMCO

PIMCOのエリン・ブラウン氏が、史上最高値圏にある米国株市場への懸念を振り払い、米国株に強気の見通しを述べている。


「S&P 500を分解しマグニフィセントセブンと残りに分けると、バリュエーションはかなり合理的で、健全な経済から見て成長予想もかなり合理的だ。」

ブラウン氏がCNBCで米国株買いにOKを出した。

ブラウン氏は今年の米企業利益について3つの要因から強気の見方をしている:

  • インフレ低下にともなう利ザヤ拡大
  • 堅調な需要
  • AI等技術による生産性上昇が生み出すコスト削減余地

ブラウン氏は昨年11月「株式と比べて、今日、債券はかつてほとんど見られなかったほど魅力的だ」とレポートで述べていた。
その後、実際に債券が買われ利回りが低下し、債券の魅力が下がったこともあろうが、大きなスタンス変更であるのは確か。
11月には確率50%で1年以内に景気後退入りすると予想していたから、経済の見通しにも変更があったのだろう。

大型株と小型株の間の格差が開いている米市場について、ブラウン氏はバランスシートの観点から解説した。
大型株にはバランスシートが強く資金調達力の高い企業が多いが、小型株にはそうでない企業も多いとの指摘だ。
FF金利高止まりが小型株に不利に働いている。

これらを分けるバリュエーション・ギャップは、金利が低下しもっと抑制的領域でなくなるまで拡大を続けるだろう。

FF金利が高いうちは(概して)小型株のアンダーパフォームが続くとの予想だ。


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