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ハワード・マークス 【短信】安ければ今買う:ハワード・マークス
2024年1月17日

オークツリー・キャピタルのハワード・マークス氏が、安いと判断できる投資対象に対する投資のあり方を明かしている。


「私たちがマーケット・タイマーでないがゆえに絶対にやらないのが、
『この投資対象は今日安いけど、6か月のうちに安くなるだろうから待とう』
ということ。」

マークス氏がタイで行われたインタビューで、社是について語った。
6つ目の社是が、マーケット・タイミングをやらないこと。
バリュー投資家の原則通り、安いと判断されたら待たずに買うのだ。
同氏は、半年待てば往々にして絶好球を取り逃がすと話している。

今日安ければ買い、もっと安くなればもっと買う。

マークス氏はかねてから、下落していく相場において(安いと確信できる限り)落ちるナイフをつかみたいと話してきた。
もちろん何でも逆張りするわけではない。
大切なのは、十分に安いことだ。

マークス氏は、投資についてのメッセージを尋ねられ、ウォーレン・バフェット氏も好む野球の比喩を語っている。

「バッターには振るかどうかの選択肢がある。
野球とは異なり、投資家には交代がないから、絶好球が来るまで待つことができる。
私たちがやろうとしているのはそういうことだ。」

マークス氏は最近「潮目が変わった」(Sea Change)と題するMemoを公表した。
これはとりもなおさず、クレジット投資の中に絶好球が増えているとの認識だ。
同氏は例として利回り9.5%のハイイールドなどを挙げている。

結論を言えば、潮目が変わったことで、クレジット投資によりほどほどのリスクで大金を稼げるいつにないチャンスが与えられているということ。
みんながそのチャンスに参加するよう奨める。

長く続いた金融緩和で割を食ってきたディストレスト投資が息を吹き返したようだ。
ちなみにマークス氏は株式について「少々高い」と見ているという。


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