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【短信】原油相場はまだ10年は大丈夫:ジム・ロジャーズ
2021年8月4日

ジム・ロジャーズ氏が、エネルギー産業の投資配分という観点から、原油相場の急速な悪化の可能性は小さいと予想している。


溢れかえるお金を考えれば、何でも起こりうる。
過去にも起こったし、将来にも起こるだろう。
確かに電気自動車が普及するのだろうが、それには時間がかかる。

原油価格100ドル突破はありうるかとのS&P Globalの質問に対し、ロジャーズ氏はその可能性を否定しなかった。

原油価格の先行きについては脱炭素化の加速の機運により弱気な見方が増えてきた。
石油メジャーを含む多くの企業が再生可能エネルギーへの取り組みを進めている。

「石油メジャーが間違っているというのではない。
ただ、彼らが投資できる金額にも限りがあるといいたいだけだ。
だから、資金の一部が太陽光セクターに振り分けられるなら、油田掘削への資金は減る。」

投資減により供給側に自然とブレーキが踏まれ、供給過剰を減らす要因として働くとの指摘だ。
さらに、再生可能エネルギーにはコストの問題も存在する。
ロジャーズ氏は、原油市場について弱気になるのはまだまだ早いと話している。

太陽光プロジェクトがうまくいくよう祈っているが、ほとんどの太陽光施設は補助金なしでは経済的競争力がない。
だから、あと10年ぐらいは原油価格が弱気相場入りすることはないだろう。


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